オーストラリアでお土産用に100L超のスーツケースを購入してスーパーで満タンになるまでお買い物を楽しんでしまった「りとまろ」()です @litmaro
今回は、
オーストラリアのスーパーの仕組み、安い食品、品揃え、包装、酒類の取り扱いなど『お買い物』に関係する情報を紹介いたします
この記事を読むだけで、
・オーストラリアと日本の『お買い物』の違い
が分かりますよ
見たい所へジャンプ
- 1 お買い物編
- 1.1 スーパーに過激な広告
- 1.2 スーパーのカートエリアに除菌用ペーパー
- 1.3 スーパーのフルーツが安い
- 1.4 スーパーには子どもが食べて良い無料フルーツがある
- 1.5 スーパーでは味見してからカゴへ
- 1.6 スーパーでお会計前に食べちゃう
- 1.7 スーパーやコンビニでお酒が売られていない
- 1.8 飲み物買うならスーパーでまとめ買い
- 1.9 オレンジジュースが豊富
- 1.10 チョコレートドリンクが豊富
- 1.11 シリアルが豊富
- 1.12 フムス(hummus)が安い
- 1.13 ジャーキーが豊富
- 1.14 お菓子もオーガニックで安い
- 1.15 ネット(NETT)は「内容」の意味
- 1.16 セルフレジも充実
- 1.17 エコバッグも販売中
- 1.18 冷凍食品が包装されていない
- 1.19 スーパーにBGMなし
- 1.20 スーパー営業中に巨大マシンで掃除している
- 1.21 ダイソーは100円均一でなく3.3ドル均一
- 1.22 ウールワースとコールズは長時間営業
- 1.23 レシートの裏に割引広告
- 2 お買い物やお土産はスーパーがおすすめ
お買い物編
オーストラリアでの滞在や生活に直結するお買い物編です
現地の生活水準や物価をよく知るには、観光者が群がるショッピングモールよりもローカルのスーパーへショッピングに行きましょう
旅行初心者から一段階成長する方法としてとてもおすすめです
お土産ショップで買うより安かったり、地元の方々がカートへどんなものを入れているのか、日本では全く注目されていない掘り出しアイテムと出会えるかもしれませんよ
オーストラリアのお買い物編をみていきましょう
スーパーに過激な広告
かなり衝撃的な広告です
目をそらさないでください。
あなたは彼女の人生を変える人になることができます。
今日恵まれないオーストラリアの子どもを支援してください。
Don’t look away.
You can be the one to change her life.
Sponsor a disadvantaged Australian child today.
The Smith Familyという子どもたちを支援する団体の広告です
恵まれない子どもたちを学校で教育を学び、研究者や雇用へ導くサポートを行う団体と公式に記載されています
日本のスーパーでは、いかに消費者の購買意欲を掻き立たせるかに焦点がおかれているように感じます
オーストラリアではとにかく子どもの教育が大切であると投げ掛けています
オーストラリアは、不合理な時間に子どもを留守番させたり、車内で待たせると、状況によっては軽犯罪として最大3年間の懲役になります
(1)A person who, having the lawful care or charge of a child under 12 years, leaves the child for an unreasonable time without making reasonable provision for the supervision and care of the child during that time commits a misdemeanour.
Maximum penalty—3 years imprisonment.
(2)Whether the time is unreasonable depends on all the relevant circumstances.
Criminal Code Act 1899 364A Leaving a child under 12 unattended
ブリスベン・ゴールドコースト・サンシャインコースト・タウンズビル・ケアンズなどが属するQLD州のみ12歳未満を子どもと定義しています
その他の州では具体的な年齢は定義していませんが、判例と状況によって大きな相違なく処されるでしょう
政府が子どもの安全対策を本当に施行している国の一つです
スーパーのカートエリアに除菌用ペーパー
ショッピングカート(トロリーカート)のハンドルをキレイに拭くための除菌用ペーパーが用意されているのは気持ちが良いです
キレイかも分からないその手で食材を触って買い物するわけですから、衛生面からも非常に参考になるサービスです
繋がってたくさん出てきてしまいますので、無駄遣いには注意です
拭き終わったらすぐ下のゴミ箱へ捨てましょう
スーパーのフルーツが安い
スーパーのフルーツはとてもお買い得です
・マンゴー1個100円
・メロンも1個100円
・オレンジ1kg100円
安いリンゴは瑞々しさが無く、中はスカスカでヘチマのタワシみたいです
イチゴは安くて粒は大きいですが、全く甘くありません
スーパーには子どもが食べて良い無料フルーツがある
フルーツコーナーの一角に『Free fruit for kids(子供用無料フルーツ)』と書かれたポップがあります
売り物にならないサイズが不揃いのリンゴなどが、大きなバスケットに入っています
可愛い子どもたちが群がっていました
夢中で頬張っている子どもをカートに乗せ、お買い物を済ませてしまえば余計な出費を抑えられますね
スーパーでは味見してからカゴへ
イチゴやブドウは試食してから、バナナも皮を剥いて味見してからカゴへ入れる光景は良く見かけます
みかんも豪快に剥かれています!
スーパーでお会計前に食べちゃう
お菓子袋や飲み物など「どうせ買うんだから良いでしょ?」と、まだお買い物中なのにも関わらず豪快に開けちゃいます
食べ掛け飲み掛けの商品をレジでスキャンする様子はシュール
「どうなっちゃうの~?」と気になり目が離せませんが、変わらず普通にお会計されるだけです
若い子だけでなく年配も当たり前のようにやっていますので、スーパーでは要チェックです!
スーパーやコンビニでお酒が売られていない
基本的にスーパーやコンビニにお酒の取り扱いはなく、お酒コーナーが存在しません
専門のリカーショップで買うことになります
一部のスーパー内には更にお店へ入るかの如く、酒類販売店への入口があります
スーパーとは別会計、お酒はその中で購入することができます
飲み物買うならスーパーでまとめ買い
物価が向上し続けているオーストラリアでは、飲み物も高く感じます
その中でも飛び抜けてお買い得な飲み物はお水です
お水のペットボトルを大人買いしましょう
SPRING WATER 600ml 24本 は1本あたりのサイズも丁度良く安いです
更に大容量のSPRING WATER 1500mlもあり割安ですが、日常で持ち歩くのには大変な大きさです
詰め替えが必要になるかと思いますので、状況に応じて選択してみてください
オレンジジュースが豊富
オレンジが安いため、オレンジジュースが充実しています
ほとんどがオーストラリア産の100%オーガニックオレンジジュースで加糖されていません
ただ、安いオレンジジュースは酸っぱかったり加水されて薄かったりと散々です
なるべく濃いオレンジ色を選びましょう
チョコレートドリンクが豊富
ペットボトルで手軽にチョコレートドリンクが頂けます
スイートからビター、別のフレーバーなど幅広く充実しています
売り切れ商品があるほど、若者を中心に人気を集めているようです
ゲータレードのように口が広いため、氷を入れたりミルクを追加することも簡単です
シリアルが豊富
市民の健康志向を支えています
ローカルのスーパーでさえミューズリー、オート―ミール、ナッツで陳列棚一面が埋まっています
ビスケットやクラッカー系も穀物由来のヘルシー商品が充実しています
ゴールドコーストのホテルで一目惚れしたシリアルディスペンサー(ミューズリーバー)のレビューは『【U07-0430レビュー】SUNNEX SX シリアルディスペンサー 木台付 トリプル』をご覧ください
フムス(hummus)が安い
日本では高くてなかなか手が出ないフムス
ひよこ豆をベースに、ゴマ、ガーリック、オリーブオイル、レモンなどが入ったアラブ料理です
オーストラリアでは数百円と安価でオーガニックのフムスが買えるため、是非とも挑戦して頂きたい一品です
ジャーキーが豊富
オージービーフ・カンガルー・クロコダイル・エミューなど、日本には存在しないお土産で喜ばれるオーストラリアならではのジャーキーたち
まさに観光客向けに作られた商品です
種類に差はありますが、どのスーパーでもビーフジャーキー以外のジャーキー取り扱いがあります
お菓子もオーガニックで安い
オーストラリア産100%の原材料でグルテンフリー、ノンオイルは当たり前
お菓子が体に良くないなんてオーストラリアでは通用しません
お土産用にスーパーで安くて高品質なお菓子を買い込んでしまいましょう
現地のオージーが好んで食べるオーストラリア土産でおすすめのオーガニックポテチは『【リピ100%ポテチ】オーストラリアおすすめお土産『レッドロックデリ』』をご覧ください
ネット(NETT)は「内容」の意味
お菓子袋の場合は、ネットウェイト(NETT weight)で「内容量」
外装を除いたお菓子の量を指しています
金額の場合は、A$○○○(NETT)で「小計(税抜)」
合計はNETTにGST10%を加えた金額となります
NETTをNETと表記している場合もあります
セルフレジも充実
大手のスーパーには自分で商品をスキャンしたりタッチパネルの画面から野菜や果物を選んでお会計するセルフレジがたくさんあります
セルフレジを担当するスーパーのスタッフも近くに立っていて、分からないことに答えてくれたり代わりにレジを操作してくれます
お会計がスムーズにできなくても後続の方から無言の圧力を受けることもありません
英語が苦手であったり、自分のペースでゆっくりやりたい方はおすすめです
エコバッグも販売中
レジのそばに、バッグを忘れた方に向けて大量にエコバッグが用意されています
手にとってみると、一つA¢99で売られているようです
環境保護も積極的に取り組まれています
カバンやエコバッグは持参して、ビニール袋はなるべく貰わないようにしましょう
冷凍食品が包装されていない
実はミートパイが有名なオーストラリア
スーパーで冷凍食品を購入して開封すると驚愕!
包装されていないミートパイがそのまま入っています
箱の繊維が付いていないか、気になってしまいます
スーパーにBGMなし
店内に音楽が流れていないスーパーが多いです
流れていても聞こえるか聞こえないか、耳につかない程度の音量です
顧客満足度の向上を計るわけでもなく、お得なセール情報をアナウンスもありません
静かな店内にゆっくりと動く来店者たち・・・
購買意欲をかき立てられることもなく、落ち着いてお買い物ができると捉えておきましょう
スーパー営業中に巨大マシンで掃除している
開店早々に生鮮食品コーナーで巨大マシンとすれ違った日の晩ご飯はメインディッシュが無いかもしれません
轟音と共に購買意欲まできれいに吸い取ってくれます
営業時間終了の数十分前にギュインギュインと清掃しているところも多いようです
ダイソーは100円均一でなく3.3ドル均一
日系企業の価格帯が気になるところですが、百均で有名なダイソーはA$3.3均一です
スナックから筆記用具まで見慣れた商品が陳列されていますが、価格は約3倍!
手に取るだけで、買う気にはなりませんね
ウールワースとコールズは長時間営業
夕方5,6時には閉店するお店が多いオーストラリア
2大スーパーマーケットのウールワース(Woolworths)とコールズ(Coles)は、どこにでもあるのに平日朝早くから夜遅くまで営業しています
日本のコンビニのように24時間営業の店舗も存在し、市民の強い味方です
レシートの裏に割引広告
スーパーのレシート裏は、広告で埋め尽くされています
割引情報やクーポンがプリントしてあり、該当のお店をお得に利用することができます
スーパーのレシート裏側も是非とも確認してみてください
お買い物やお土産はスーパーがおすすめ
今回は、
オーストラリアのスーパーの仕組み、安い食品、品揃え、包装、酒類の取り扱いなど『お買い物』に関係する情報を紹介いたしました
スーパーでのお買い物は現地を知る賢い方法です
スーパーでお子さまは無料でフルーツが食べられたり、お酒が売っていなかったり、オーガニックスナックが主流であったりと、驚くことがたくさんあります
旅行先には観光名所や有名グルメが存在しますが、現地のプライベート空間を知ることも雑誌には載っていない価値のある情報です
空港や観光地でのお土産購入は最低限にしましょう
地元のスーパーや個人経営のローカルショップの方が、現地で生活する方向けのお店ですから安く購入することができます
年々物価が向上しているオーストラリアでは、スーパーを有効活用することで出費を抑えて自らの体験へお金を投じていきましょう
「りとまろ」()で旅・記事更新情報を配信しています @litmaro
是非、X(旧Twitter)フォローよろしくお願いいたします
おしまい