人生の一大イベントである結婚でオーストラリアと日本の違いを大いに活用した「りとまろ」()です @litmaro
りとまろ夫婦は、オーストラリアでリーガルウェディングを行って誕生した夫婦です
入籍していないカップルのみ式を挙げることの許された日本には存在しない結婚方式です
詳しくは「【経験談】リーガルウェディングとは?ブレッシングウェディングとの違い」をご覧ください
今回は、
オーストラリアのお金事情、ビーチ、Wi-Fi、服装、体型、ごみ箱、治安、お手洗い、階層、コンセントなど『生活文化』に関係する情報を紹介いたします
この記事を読むだけで、
・オーストラリアと日本の『生活文化』の違い
が分かりますよ
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- 1 生活文化編
- 1.1 GSTと呼ばれる消費税が10%
- 1.2 現金を一切使わないカード社会
- 1.3 チップは義務ではない
- 1.4 最低賃金はA$24.10 土日祝は割り増し
- 1.5 交通整備はコネ入社のみで時給A$50
- 1.6 7年鉱山で働いて生涯賃金片手に夫婦でバカンス人生
- 1.7 レンタカーは24時間単位
- 1.8 ローカルのレンタカーは返却が遅れても大目に見てもらえる?
- 1.9 給料日は半月単位
- 1.10 ビーチや公園にあるBBQコンロは無料で使える
- 1.11 ビーチのWi-Fiが多すぎて干渉しまくりで遅い
- 1.12 寒くても海に入る
- 1.13 街中を裸足で歩く
- 1.14 冬でもビーチサンダル
- 1.15 カップルの季節感がまるで逆
- 1.16 お絵描きしちゃっている警官が多い
- 1.17 大麻が黙認されている
- 1.18 ベジタリアン・ヴィーガン対応の健康志向
- 1.19 健康管理が両極端
- 1.20 他人を干渉しない
- 1.21 Superdry 極度乾燥(しなさい)は日本製ではない
- 1.22 マスクはしない
- 1.23 道のいたるところにゴミ箱がある
- 1.24 日本より治安はいい?
- 1.25 男性トイレの小便器が滝
- 1.26 地上階はグランドフロアでその上が1階
- 1.27 コンセント(アウトレット)はO2タイプで240V/50Hz
- 2 オーストラリアの生活文化に順応しよう
生活文化編
お金・健康志向・Wi-Fi・治安・コンセントなど、国民性や国策を色濃く知ることができます
オーストラリアの生活文化編をみていきましょう
GSTと呼ばれる消費税が10%
オーストラリアには、物品サービス税(GST:Goods and Services Tax)という日本の消費税にあたる租税制度があります
2000年7月の導入時から10%は変わりません
GSTは内税ですので、スーパーの商品棚に表示されている値札は全て税込価格です
GST非課税の食料品
野菜、果物、果物・野菜ジュース(果汁・野菜汁90%以上)、肉、魚、卵、パン(菓子パンを除く)、
生乳、クリーム、チーズ、スープ、コーヒー、紅茶、朝食用シリアル食品、小麦粉・砂糖・ケーキミックス等の材料、
粉ミルク・幼児食、ボトリングウォーター、料理用油脂、スパイス・ソース・調味料、ジャム・ハチミツ・ピーナツバター等パン食用スプレッドなど。その他のGST非課税商品サービス
食料品以外では、教育関連費、医療・ケアサービス費、医療支援・リハビリ機器、医薬品、チャイルドケア(保育)費、
チャリティ、障害者用自動車、宗教サービスなどのほか、上下水道費、国際運輸・運送、希少金属、政府貸与物件、
農地、国際郵便、輸出品、ビジネスの売却、通信などの一部は非課税です。保険料は非課税です。なお、電気・ガスなどの公共料金は課税対象です。
現金を一切使わないカード社会
日本よりもはるかにキャッシュレス決済が普及しています
オーストラリア全土でクレジットカード決済が可能
このスムーズさは感動です
カード社会であるために、現金を触れずにオーストラリアでの生活が可能ですが、何かあったときに1万円ほど両替しておくことをおすすめ致します
詳しくは「【キングス】ゴールドコーストおすすめ両替所の使い方と1万円が幾らに?」をご覧ください
オーストラリアドル紙幣はプラスチックでできているため、水に濡れても問題ありません
チップは義務ではない
ホテルのベッドメイキングやレストランのテーブル担当者へ基本的にチップを払う必要はありませんし要求もされません
お金を渡す気持ちになるほどの親切や手助けがあった場合は、感謝の表現方法としてチップを渡しましょう
最低賃金はA$24.10 土日祝は割り増し
お子さんのアルバイト事情について教えて頂いた方からの情報ですが、
学生でも日本円にして時給2,400円、勤続していることを理由に時給2,450円へ上がったそうです
組合によっては土曜日は1.25倍、日曜日は2.0倍、祝祭日は2.5-3.0倍に割り増し待遇もあります
交通整備はコネ入社のみで時給A$50
道路工事現場での交通整備員フラッグマン(flagman)
都市部のフラッグマンはやけに若くてしかも女性が多いです
聞くところによると、時給が高いことは有名で通常は雇ってもらえない職業とのこと
親族や近しい方の伝手で雇われるコネクションがあれば勝ち組
学校が休みの日に一気に稼いでエンジョイ青春ライフを過ごすんですって
朝いた女性が同じ現場で夕方も交通整備で立っていましたので、1日で3-4万を稼いだことになります
7年鉱山で働いて生涯賃金片手に夫婦でバカンス人生
もう一つお金の話です
鉄鉱石などの資源によって、戦後に好景気となったオーストラリア
『汚い』『臭い』『キツい』『危険』に該当する職業は給料が高いと言われますが、オーストラリアでも同様です
7年の過酷な労働を経て、社会から離脱して夫婦で暖かい島へ移り住み、優雅な人生を送っているそう
結婚生活において夫が7年もいなくなってしまう辛さに耐えた妻もすごいですね
レンタカーは24時間単位
日本では、レンタカー屋さんの営業時間を超えたり日付を過ぎると延滞料や翌日と見なされ、たった数時間しかレンタルしていなくても追加料金が必要となるケースがあります
オーストラリアでは、レンタカーの1日は24時間単位
お昼の12時にレンタル開始した場合、翌日お昼の12時まで1日の料金でレンタルすることができます
ローカルのレンタカーは返却が遅れても大目に見てもらえる?
『日本人は、安全運転で車をぶつけないし車内もキレイに使うしちゃんと満タン返しをしてくれる』
良いカモではなく本当の意味での良客としてオーストラリアで認知されています
そのため、素敵な接客をしてくださる場合もあります
あれこれ車内のアクセサリーを貸してくれたり、丁寧に車を説明してくれたり、車のグレードアップや割引なども経験するかもしれません
給油のために少しくらいレンタカーの返却が遅れたって、文句を言われることなどほとんど無いでしょう
関係者からの話では、アメリカ人や中国人が利用者なら対応が異なる場合もあるようです
日本人であることに感謝ですね
YouTudeにも関連動画をアップしております
給料日は半月単位
イギリス連邦に属する英連邦王国は、半月単位で給与を支払うことが基本です
かつてイギリスの植民地であったオーストラリアも英連邦王国の一つ
このような時代背景から、月払いではなく2週間払いあるいは週払いが主流となっています
携帯料金や公共料金など、支出面の固定費も同様に2週間払いあるいは週払いがメーンです
ビーチや公園にあるBBQコンロは無料で使える
予約の必要はなく、空いていればタダで利用することができます
スーパーで買い出しをして、無料のBBQコンロでジュージュー焼いている方がいます
晴れの日に仲間とビーチでBBQができたら最高ですね
コンセントが備わっているBBQコンロもあるため、日本のAタイプにする変換プラグ(アダプタ)があれば充電可能です
ビーチのWi-Fiが多すぎて干渉しまくりで遅い
ゴールドコーストはWi-Fi天国
フリーWi-Fiに困ることはありません
メインストリートやショッピングモールはもちろん、スーパーやレストランなど、繋ぐWi-Fiを選び放題です
朝のビーチは人の数よりもWi-Fiの方が多いです
スマホ画面をスクロールして選ぶのが大変なくらいです
それだけ飛んでいれば干渉して相殺しまくり
カメラとスマホをWi-Fi接続し、離れてスマホから遠隔操作しようとしたら切断
普段なら何ら問題ないWi-Fi接続は、何度やっても干渉が酷くてダメでした
寒くても海に入る
季節を問わず海ではサーファーが良い波を待っています
大人も子どももいきなりザブーンッと入って行くので、冬でも温水なのか裸足になり確認してみました
聞けば冷水に飛び込んだって大丈夫なのだそう
トイレに行きたくなるくらい冷たいのに、オージーは本当にたくましいです
街中を裸足で歩く
ビーチ沿いの都市ではよく見る光景です
街やビーチの清掃が行き届いているからに他なりません
ゴールドコーストは早朝にビーチの清掃車が走っています
ビーチはグラウンドをトンボ掛けしたようにキレイになります
おかげで怪我せずビーチを安心して素足で歩くことができます
そしてそのまま街中へ溶け込んでいきます
毎朝大きなタイヤ痕がビーチに残されているのを是非チェックしてみてください
冬でもビーチサンダル
冬のオーストラリアでも普段靴をビーチサンダルで過ごしている方をよく見かけます
街中だけでなく電車やトラムの中でも履いています
混雑時は踏みつけないように注意しましょう
カップルの季節感がまるで逆
女性は肌を露出、男性はコートにマフラー
もう何が起こっているのか思考が間に合いません
お互いの心はホクホクなのでしょうか
恋に服装は関係ないようです
お絵描きしちゃっている警官が多い
入れ墨をしているポリスがゴロゴロいます
怖い方々ではありません
優しいお巡りさんで、カメラを渡すと写真も撮ってくれます
気さくに声をかけてみましょう
大麻が黙認されている
ゴールドコーストから車で1時間ほど内陸にある僅か300mの小さな田舎町ニンビンでは、交番があるのにもかかわらず大麻が黙認されています
通称:マリファナ(スペイン語)
英名:カンナビス
別名:ウィード
花から製造されたもの:ガンジャ
大麻樹脂:ハシシ・チャラス・チョコ
呼び方は様々のようです
お土産屋さんやチョコドリンクをジャーで提供するカフェなど観光地化していますが、日中でも大麻を1グラム3,000円ほどで誘ってくることもあるため気を付けましょう
街を歩いていると大麻独特の匂いがします
合法ではありません
ニンビンであっても日本人が大麻を使用してはいけません
オーストラリアにおいては嗜好用大麻の栽培や販売は法律で禁止されています
なおオーストラリアでは、リラックス効果が期待されるオイルなどに使用されるヘンプ(麻)は合法です
ヘンプビジネスとして、当局からライセンスを取得することでヘンプの栽培と製品販売が認められます
精神安定・ストレス軽減・不眠症などの緩和が確認されています
医療用大麻としても研究や使用が進められていて、グリーンクラッシュと称されヘンプ製品への注目が高まっています
ベジタリアン・ヴィーガン対応の健康志向
実は肥満体国であるオーストラリア
現在は、肥満解消の意識が流布しています
種別 | 肉魚 | 乳製品 |
ベジタリアン (菜食者) |
食べない | 食べる |
ヴィーガン (完全菜食者) |
食べない | 食べない |
カフェやレストランだけでなく、ファストフード店もヴィーガンに完全対応
むしろ、ヴィーガンに対応していないお店を見つける方が難しいほどです
メニュー表記載の隠語の名称と意味をまとめた情報は『【オーストラリアのメニュー表】略称全集』をご覧ください
健康管理が両極端
オージー全員がベジタリアンやヴィーガンであるわけではありません
特に女性は太っているかスラッとしているかに二極化している感じがします
身体中をボヨンボヨンさせながら歩いている隣の友人は、風を切るような爽やかすっきりボディなんていう風景もよくあります
他人を干渉しない
おデブちゃんであってもビキニは着るしミニスカートも履きます
他人は他人、自分は自分、誰にも迷惑は掛かっていない
そんな精神がオーストラリアには根付いています
Superdry 極度乾燥(しなさい)は日本製ではない
漢字やひらがながカッコいいのか、オーストラリアにいるとSuperdry 極度乾燥(しなさい)を着ている方に出くわします
イギリスのファッションブランドなのですが正直ダサい…
ヘイジャップ!この漢字カッコいいだろー!と自慢げに入れ墨を見せてきたイカツイ外国人の腕に
野
菜
これと同じレベルのダサさです
マスクはしない
日本人は、冬場の季節にマスクをしている方は多いですが、年間を通してオーストラリアではマスクをしている方はいません
公共の場でマスクをしていると重病人に思われる可能性もあるため、マスクはなるべく外しておきましょう
道のいたるところにゴミ箱がある
ゴミの回収が間に合っていないところもありますが、美化システムが整えられていて非常に便利です
ポイ捨てを防ぎますし、買っていないお店のごみ箱へ捨てる罪悪感を経験することもありません
持って帰りましょう!ではなく捨てて帰りましょう!は素晴らしいです
日本より治安はいい?
酔っぱらっている人へお酒を販売することは法律で罰せられるため、繁華街を歩いていても客寄せや付き添いがほとんどありません
キャッチは立っていますが、道を塞いでメニューを見せつけてくることもなく、日本の感覚でいると拍子抜けします
ホームレスは駅や高架下に寝泊まりしてはいますが穏やかです
男性トイレの小便器が滝
これはオーストラリアでNo.1に受け入れがたい文化です
仕切りはなく好きな立ち位置からステンレスの壁にスプラッシュ!
ホテルでもショッピングモールでも、公共の男性小便器で滝に遭遇する確率は極めて高いです
地元の小さな子こどもがこのステンレス壁を横目で見て、まさに嘲笑しながら小をしに個室へ入っていきました
肩を並べてやりたくなければ個室トイレへ逃げ込みましょう
地上階はグランドフロアでその上が1階
地上に見えているフロアの数え方が異なりますので注意しましょう
オーストラリア | 日本 |
Lv3 | 4階 |
Lv2 | 3階 |
Lv1 | 2階 |
GF | 1階 |
B1 | 地下1階 |
B2 | 地下2階 |
B3 | 地下3階 |
しばらく慣れないと思いますが違いを楽しみましょう
地下フロアの数え方は日本と同様です
コンセント(アウトレット)はO2タイプで240V/50Hz
建物の壁には日本はAタイプのソケット(メス型)ですが、オーストラリアはO2タイプ(3ヶ所穴)のソケットが備えられています
特徴的なのはソケットの上部にスイッチが必ず設けられているところです
日本は100Vで最大値は141.4Vですが、オーストラリアは240Vで最大値339.4Vにもなります!
東日本と同じく周波数50Hzで、1秒間に339.4Vが50回発生します
スイッチ上部のマークが見えている時は通電状態(ON)です
挿す側(電子機器等:オス方)はOタイプ(ハの字型)が基本です
3つ目の穴はアース線(電圧極)の役割を果たします
洗濯機や冷蔵庫はO2タイプ(3ヶ所穴)のプラグ(オス型)です
日本のようにわざわざアース線を別で接続する必要はなく合理的
安全に通電を開始する方法はとても簡単
コンセントに挿してからスイッチをONにするだけです
最近の電化製品はほとんどが100V-240Vに対応しています
オーストラリアのO2タイプから日本のAタイプにする変換プラグ(アダプタ)を持っていけば、いつも通り充電することができます
買っては失敗を繰り返し、世界を旅する中でコレは良い!と生き残っている「りとまろ」()の持ち物は『 @litmaroりとまろさんの機材紹介』をご覧ください
240Vに対応していない古い機器をオーストラリアへ持ち込む場合は、別途変圧器が必要になりますのでご注意ください
オーストラリアの生活文化に順応しよう
今回は、
オーストラリアのお金事情、ビーチ、Wi-Fi、服装、体型、ごみ箱、治安、お手洗い、階層、コンセントなど『生活文化』に関係する情報を紹介いたしました
BBQコンロやWi-Fiがたくさんあってタダで利用できるのは嬉しいですよね
体型や服装の違い、警察官が入れ墨しちゃっているのは名物として探してみると面白いと思います
男性トイレのプライバシーは無保護で、隣の人のが見え放題の最悪な仕様です
完全オープンな滝に向かって知らない人と並んでするなんて日本人には抵抗ありますよね
「他人は気にしない、誰にも迷惑かかっていない」の文化だとして受け入れて馴染むことも異国の地で生きる力が養われます
余りにも恥ずかしい方は個室のトイレで済ませることも検討してみてください
建物の階層は数え方が異なるため、エレベータのボタン押し間違いに注意しましょう
コンセントも日本と異なりO2タイプで240V/50Hz
滞在ホテルやホストの家が日本のAタイプに対応しているか確認しておきましょう
非対応の場合はO2タイプへの変換プラグ(アダプタ)は必須です
オーストラリアの生活文化に順応して快適ライフを実現しちゃいましょう
「りとまろ」()で旅・記事更新情報を配信しています @litmaro
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おしまい