2018年の夏休みは、
火星と地球が大接近するサマーキャンペーンがあるみたい
ちょうど火星の土地も所有していることだし、火星で結婚式をするのはどうだろう
結婚指輪とー
あと酸素ボンベね
はじめまして、リーガルウェディング生活中の「りとまろ」()です @litmaro
リーガルウェディングを検索すると、ブライダル会社の商業的な記事ばかりヒットします
ビジネス目線でリアルな声もなく不安がたくさんある中で、りとまろのリーガルウェディングは執り行われました
この雑誌メディアでは、
リーガルウェディングで結婚したりとまろが、リーガルウェディングの全てとその生活について配信していきます
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りとまろとは
夫が育てていた血統書付ウサギ Little(りとる)と、
妻が育てていた雑種犬 Marron(まろん)の名前を合わせた匿名です
私たちそれぞれの一番不安定な思春期を無償の愛で支え癒し続けてくれた、
ペットと言う単語では片づけられない、まるで自分の分身のような存在
感謝しても感謝し尽せない
Little(りとる)とMarron(まろん)のように、
私たちもいつまでもパートナーへ、
見返りを求めない無償の愛で支え癒し続けていく意志から、
この名前を頂くことにしました
天国で再開したらまた目が回るくらいぐしゃぐしゃに撫で回してあげるからね!
夫 まろん
毎日垣間見る妻のファンタジーな言動に癒されている
名前 | まろん(Marron) |
設定 | 夫 |
特徴 | 100%左利き |
性格 | スイカの皮もガブガブ食べちゃうハチャメチャわんこ |
やっていること | システムエンジニア(Java/PHP/CSS/JS/jQuery) 映像編集(AdobePremiereProCC) 器械体操(高等学校非常勤講師インストラクター) バーテンダー(カクテル大会ファイナリスト) 音楽奏者(FenderUSAギター/Ibanezギター) PA/コンサート音響(MIDAS PRO2C) スクーバダイバー(PADI AOW) |
妻 りとる
名前 | りとる(Little) |
設定 | 妻 |
特徴 | おかれた状況下で楽しさを見出せる |
性格 | 心までファンタジーでいつもふわふわ癒しのウサギ |
やっていること | 幼稚園の先生 音楽奏者(コーラス/エレクトーン) スクーバダイバー(PADI AOW) |
「結婚しよう」
りとまろの人生がスタートした瞬間でした
りとまろカップルの婚前マリッジブルー
プロポーズ⇒両家顔合わせ等を行い正式に結婚が決まると、カップルは準備に大忙し、ちょっぴり疲れてしまうこともあります
そんな中、日本の離婚率に関する記事が目に留まりました
日本の離婚率:35%以上
夫婦の3組に1組以上が破局というデータが公表されていました
あの日あの時、
神さまの前で、親族の前で、列席者の前で、そしてパートナーの前で語った
愛の誓いの言葉は誰の口が発した何ものだったのでしょう
入籍のみでも少なからずパートナーと頑張っていこうと決意した瞬間があったはず
結婚誓約後に連名記入する結婚証明書は、お土産同然の単なる結婚記念品として扱う日本のブライダルビジネス
結婚証明書すら無い挙式パターンもあるんですって
離婚には、非常に複雑かつ様々な理由があると思いますが、結婚準備中のりとまろカップルには衝撃的な現実でした
ブライダルフェアに参加してみると、日本のブライダルビジネスはイベント化していました
どのブライダル会社も口を揃えてこう回答してきました
おもてなし文化が結婚の本質を飲み込み、離婚を序章しているような仕組みにさえ感じました
毎日2,000組弱、1分に1組以上の愛が分裂する現実を突きつけられ、勝手にマリッジブルーを経験するのでした
このことから私たちは自然と、永遠の愛を誓う結婚式へ重きを置くようになっていきました
(誓います! 永遠へ誓います!! あなたに約束します!!!
苦渋の選択
結婚式の執り行いが、大勢巻き込むことをしっかりと認識しようと心掛けました
一人ひとりの立場になって熟考し、今出来る最大限の配慮をしていこうと二人で話し合いました
りとまろの場合、最も注力したのは両親の産みの親である祖父母への配慮でした
親族関係が良好であれば、孫の結婚式には出たいはずです
しかし80代後半の御老体での飛行機移動と不慣れな土地での生活は、大きな疲労になるどころか体の故障を招き兼ねません
りとまろの結婚で、夫の姓による家系が一つ発展することになります
遠方で挙げている孫の結婚式に立ち会うことが出来ないとなれば、一体どんな思いを抱くでしょう
考えただけでも下げた頭が上がらなくなります
何とかココまで考えが至れたのも心から祖父母を愛していたのに他なりません
– 結婚式に祖父母を呼ぶわけにはいかない –
苦渋の選択でした
大好きな祖父母の居ない、
両親・兄弟姉妹とその家族のみの家族婚という結婚方法へ大きく舵を切るのでした
火星での結婚式(火星婚)
遠方と言えども祖父母が自力で来れてしまう国内では、航路変更は失敗に終わります
どこかいい場所はないか、途方に暮れて空を見上げると答えはそこにありました
夫の大学生時代は、
航空宇宙学や物理学を専攻していて宇宙に対する興味は人一倍ありました
妻は大学生時代まで、
見上げれば満天の星空に溶け込んでしまいそうな夜の広がる田舎暮らし
この大学生時代に、夫より火星の土地の権利書をプレゼントして貰ったことがあります
地球ではスカイダイビング婚なんかが執り行われる時代です
火星に結婚式が行えるチャペルはありませんが、権利のある火星での結婚式、火星婚はどうでしょうか
それなりに真面目に考えました
一日くらい
火星と地球が大接近している2018年夏休みなら
少しは早く安くいけるのではないか
所有する土地は火星最高峰オリンポス山の麓だし噴火したらどうしよう
家族を呼ぶのは大変だから二人だけ?ちょっと寂しいね
挙式費用はゼロかもしれないけれど旅費で人生終わりそう
そもそも旅費が足りなくて生きているうちに結婚が出来ないのでは?
それなりに現実的ではないことが分かりました Q.E.D.
最終的に地球婚がやり易いことに辿り着き、空想による火星婚と宇宙ハネムーン旅行は無事に帰還したのでした
地球での結婚式(地球婚)
地球婚が決まれば、式場探しです
と言うよりまずは国選択です
海外挙式は、
異国の地へ行くことからハネムーン込みでの滞在が、時間の限られた社会人カップルにはコスパ良好でおススメです
真っ先に上がった候補国がオーストラリアでした
何故なら結婚したら行ってみたい教会があったからです
オーストラリアの首相が建てたヒルソングチャーチです
知り合いの神学生が派遣されていたことや、ヨーロッパの荘厳な各諸教会とは正反対に、コンサートホールのような最新鋭の教会に興味がありました
りとまろ人生でやりたいことリストにちょうど入っていたため、この機会にオーストラリアへ行ってみるのはどうかという発想でした
日本から南下するだけで現れる五大陸の一つオーストラリア大陸は、時差がほとんど無いことから社会人親族への負担も少ないのが大きな後押しになりました
オーストラリア東海岸なら年間約340日は晴れという穏やかな気候帯が広がっています
家族婚を希望するりとまろには最適な環境でした
りとまろの結婚式は、オーストラリアにて行うことに決定しました
リーガルウェディングとの出会い
ココで大きな課題に気付きます
入籍日問題です
入籍日と挙式日を同日にしたいりとまろカップルには大きなハードルでした
海外挙式は基本キリスト教式で、
日本人カップルはハワイ挙式やヨーロッパ挙式、
モルディヴのようなリゾート挙式を選んでいることが分かりました
海外挙式スタイルには、
リーガルウェディングとブレッシングウェディングの2種類が存在し、
日本人のほとんどがブレッシングウェディングという形式で挙式を行っていました
・・・リーガルウェディング?
リーガルウェディング(英:Legal Wedding)
国や州から認定を受けた牧師や司教のみが執り行うことの出来る挙式スタイル
日本が珍しいだけでした
世界のほとんどの国で行われているリーガルウェディングを行えば、入籍日と結婚式当日を同日に出来るを知ったりとまろは
「これだ!」
入籍日問題が解決しました
りとまろはオーストラリアでリーガルウェディングが可能な教会を探し始めました
敢えて茨の道を歩む
夫の意思決定における柱の一つがこれです
“平坦な道と茨の道があるなら望んで後者を歩みたい”
時間が無ければ高速道路を利用しますが、下道ならご当地グルメや地元民の温かさ、アスファルトに生き生きと咲く一輪の花に出会えるかもしれません
これに加えて夫が最も好きな単語
セレンディピティ(英:serendipity)
あるものを探している時、思いも寄らない幸運に巡り合ったり、新たに素晴らしいものを発見したりすることのできる、その人の持つ能力・才能のこと アルク改
を意識し期待すると、思いがけないような出来事に気づくことができます
誰もが見落としてしまいそうなことにでさえ、小さな魅力や幸せを見出し感じられる人生は豊かで本当に素敵だなと思います
つまり、
一般的には不可能と言われることにでさえ、小さな希望の光は起こりうるということです
ブレッシングウェディングに加えてリーガルウェディングは、法的費用や各種手続きが茨の道のように圧し掛かってくるため、挙式前の忙しいカップルにとっては簡単な制度ではありません
日本人の前例が極端に少ないのが現状です
プロデュース会社でも希望するカップル自体が稀という
『それでも、パートナーとのことだから頑張れる、大変だけどやっぱり幸せ』なんですよね
リーガルウェディングによって
・発行される結婚証明書が世界中の役所で受け入れられること
・海外挙式でも入籍日と結婚式当日を同日に出来ること
・挙式国と入籍国の両方に婚姻関係として認められること
・戸籍謄本へオーストラリア国に結婚承認された旨が特記されること
聞いたことのない現実が待っているワクワクに、私たちはエネルギーを注がずには居られませんでした
【日本人初】不可能が可能になった奇跡の結婚式
オーストラリアの国土は日本の約20倍(豪州7,692,024㎢/日本377,962㎢)
外国人であるりとまろを受け入れ、リーガルウェディングを執り行って下さる教会は存在するのでしょうか
式場決定までに、不可能が可能となるミラクルをいくつも体験させて頂きました
最終決定された式場
既にアルバート・ストリート教会での話が纏まっていたのにも関わらず、1世紀以上掛けて造られたオーストラリア最大規模の英国教会、セントジョンズアングリカンカテドラルチャーチ(聖ヨハネ大聖堂)が、私たち日本人カップルのリーガルウェディングを受け入れて下さいました
現在はオーストラリア国では超有名な、大司教ピーター・チャールズ・キャット神父が率いています
日本人カップルはブレッシングウェディングのみ、教会員でなければリーガルウェディングは受け入れない本式の英国教会です
2018年夏休み
オーストラリアでは類を見ない、特注ロングボディの純白リムジンから降りてきたりとまろカップルは、
ピーター・チャールズ・キャット大司教のもと、セントジョンズアングリカンカテドラルチャーチ(聖ヨハネ大聖堂)にて、リーガルウェディングを執り行って頂きました
こだわっていた愛の誓いは英語と日本語で2度ではなく4度も誓約、法的効力のある結婚証明書に署名し、無事にブリスベン市と横浜市へ婚姻登録されました
関係者300名への婚前フォロ-婚後フォロ-
海外にてリーガルウェディングを行ったりとまろは、国内で両家一同が会する結婚式披露宴を行うカップルとは状況が異なります
更に、皇族や芸能人でない限りあまり聞かないかもしれませんが、メディアを通じて海外挙式前に、婚約発表・関係者を踏まえた婚約式を執り行ったため、300名を超える方々へ直接の配慮が伴いました
なるべく形にしようとメディアを使い倒しました
▼親族へは直接現地自宅へ伺い結婚報告
▼関係者へのオーストラリア土産
▼会社や友人への対応
▼プロデュース会社関係者へのお礼
▼フォトブックや国内披露宴での引き出物
▼各ご家庭での映像再生環境を把握してからの
プロフィール・婚約発表・婚約式・結婚式の
映像編集とDVD/Blu-ray化を行い送付
▼早急にお渡しが必要な方へクラウドにて写真映像のご提供
▼個別要望にお答えしてフォトアルバムを直接お渡し
▼結婚報告用特設サイトを立ち上げ
あけおめLINEや年賀状へQRコードを添付し結婚報告…
最終的には、
しっかりと自立した家庭を築いていくことが、
感謝の最大表現になっていくのだと思います
リーガルウェディング生活
りとまろの新婚生活がスタートしました
リーガルウェディングを行ったからといって、普段の生活は変わりありません
料理・掃除・洗濯・買い物・家計簿・仕事…
それでも、あの国に旅行したことがある!とは違い、りとまろ結婚歴がオーストラリア国と日本国の両国へ登録されているのですから、結婚の思い出は倍増し、愛は真実となり、心は豊かになっているように感じます
これから戸籍謄本を発行する度、結婚方式欄の特記に感動を覚え続けていくと思います
当雑誌メディアの運営にあたって
※当ブログは『雑誌メディア』と位置付けて運営しております
海外挙式をするからには日本で待ってくださっている方々への責任が伴います
それでも茨の道を選んで良かったと心から感じています
“半世紀以上その連れとやっていけるかが重要”
妻の親族から頂いた言葉です
究極言えば、
“人生一回切りなら本気で生きたい!”
リーガルウェディング参考書として、
りとまろリーガルウェディング生活を活用して頂ければ幸いです
困難であったことも含めてリアルなリーガルウェディングの全てをお届けし、
1組でも多くのカップルにリーガルウェディングの選択があることをお伝えしたいです
また、リーガルウェディングで始まったりとまろの生活
りとまろ人生で得たスキルや旅行情報も当雑誌メディアへ掲載していきます
リーガルウェディングに興味がある方、お問い合わせからご連絡ください
りとまろがお世話になったプロデュース会社もお伝えいたします
永遠の愛の誓いを大切に、自分たちに丁度良い素敵な家庭を築いていきましょう!
[プチ免責事項]
※当雑誌メディアのリーガルウェディング情報は、オーストラリア連邦クイーンズランド州ブリスベン市のセントジョンズアングリカンカテドラルチャーチ(聖ヨハネ大聖堂)におけるリーガルウェディング実体験をもとに構成されています
各諸教会の状況は異なる場合があります
予めご了承くださいませ
「りとまろ」()で旅・記事更新情報を配信しています @litmaro
是非、X(旧Twitter)フォローよろしくお願いいたします
おしまい