戸籍謄本と戸籍抄本の【婚姻の方式】欄に”オーストラリアの方式”と記載されている「りとまろ」()です @litmaro
海外挙式リーガルウェディングを行ったことを、日本の戸籍ではどのように証明してくれるのでしょうか
通常の戸籍謄本であれば『身分事項-婚姻』欄は、
『身分事項-婚姻』
【婚姻日】
【配偶者氏名】
【従前戸籍】
海外挙式リーガルウェディングを行ったりとまろの戸籍謄本『身分事項-婚姻』欄は、
『身分事項-婚姻』
【婚姻日】
【配偶者氏名】
【婚姻の方式】
【証書提出日】
【従前戸籍】
【婚姻の方式】【証書提出日】という2つの項目が追加されています
この記事では、
リーガルウェディングを執り行った夫婦の戸籍謄本(戸籍抄本も同様)は、
日本国内での結婚と何が異なるのか、
海外でのブレッシングウェディングを行った夫婦とどのような違いが生じるのか、
それぞれの項目はどのように機能しているのか
をまとめました
この記事を読むだけで、
・【婚姻日】欄の違い
・【婚姻の方式】欄の追加
・【証書提出日】欄の追加
・[戸籍謄本]への想い
が分かりますよ
【婚姻日】欄の違い
通常、日本では婚姻届が受理された日が婚姻日となります
海外挙式リーガルウェディングを行った夫婦は帰国後の入籍時に、婚姻届と公式結婚証明書の和文を提出することにより、過去に行った挙式日が入籍日つまり婚姻日となり、【婚姻日】欄に、挙式日が記載されることになります
リーガル挙式を行った国や州の民法に則って発行された、CERTIFICATE OF MARRIAGE(結婚証明書)は法的効力を有し、挙式国での婚姻が成立していることを証明してくれます
日本の戸籍はこの結婚証明書に従い、外国で婚姻が成立した日を入籍日=婚姻日とします
【婚姻の方式】欄の追加
戸籍謄本の【婚姻の方式】欄をご存知でしょうか
ほとんどの方の戸籍謄本には【婚姻の方式】欄が存在しないと思います
リーガルウェディングを執り行った夫婦の戸籍謄本には【婚姻の方式】欄が追加されます
【婚姻の方式】欄に、『○○国○○州方式により婚姻』と婚姻の記録が残ります
【婚姻の方式】欄に記載される文面は市区町村役場において様々です
【婚姻の方式】欄記載例
○○国○○州方式により婚姻
○○国○○州の方式により婚姻
○○国○○州の方式で婚姻
○○国方式の婚姻届あり
○○国方式により婚姻
○○国にて婚姻
○○国方式において○月○日に婚姻
○○国の法律に基づいて婚姻した
○月○日に○○国方式において婚姻
○○の方式(←りとまろ戸籍謄本の記載形式)
日本に結婚とは何かの法律が定められていないことがこの不統一からも垣間見えます
りとまろの戸籍謄本【婚姻の方式】欄は”オーストラリアの方式”と記載されました
【証書提出日】欄の追加
【証書提出日】欄も多くの戸籍謄本には存在しない項目なはずです
リーガルウェディングの場合【婚姻の方式】欄と同様にして、【証書提出日】欄が追加されます
ここで言う証書とは、公式結婚証明書(Official Certificate of Marriage)の和文のことです
通常、日本では婚姻届を提出した日付が【婚姻日】欄に記載されますが、
リーガルウェディングの場合は、公式結婚証明書の和文が提出された日が【証書提出日】欄に記載されます
入籍時に婚姻届と公式結婚証明書の和文を同時に提出するため、【証書提出日】欄に、公式結婚証明書の和文提出日(婚姻届提出日)が記載されることになります
[戸籍謄本]への想い
入籍の記念に戸籍謄本を発行する方は多いと思います
リーガルウェディングを行った夫婦にとっては戸籍謄本の価値が格段に上がります
多くの戸籍謄本には存在しない【婚姻の方式】欄に、リーガルウェディングを外国で行ったことを証明する特別な記載が成されるからです
永遠の愛を誓うことに重きを置いたリーガルウェディングを行い、帰国後に日本で入籍を済ませて終了ではありません
これからの生活に関わる戸籍謄本が、結婚後も変わらず想い出深い公的書類に生まれ変わります!
戸籍謄本を発行する度に【婚姻の方式】欄に目が行くようになります
結婚の記憶を日常で思い出すタイミングが増えることは、夫婦生活・家庭生活において非常に良いことです
戸籍謄本を他者へ見せるタイミングはほとんどないかと思いますが、リーガルウェディングから何十年も経過して、子供がその事実を知った際の反応はどうであれ、海外の婚姻方式で正式に結婚した親なのかと一枚レッテルを貼ることでしょう
リーガルウェディングはおすすめの挙式スタイル
思い入れのある国で海外挙式を挙げるなら、入籍後に海外へ挙式をしに行くブレッシングウェディングよりも、海外挙式を行った事実が日本の公的書類にまで残るリーガルウェディングをおすすめします
入籍の際は是非とも記念に戸籍謄本を頂いて、【婚姻の方式】欄にうっとりしちゃってください
りとる「パスポートの名義変更で戸籍抄本を発行したら【婚姻の方式】欄に『オーストラリアの方式』って書いてあった💞」
リーガルウェディングに関する記事を書いている本人たちが、ふとした現実でテンション上がりました💌
リーガルウェディングで結婚して本当に良かった💒https://t.co/E5hRmxThYi— りとまろ@リーガルウェディング生活 (@litmaro) August 5, 2019
カップル時代に頑張ってリーガルウェディングを準備して、夫婦となって入籍した証しが戸籍謄本です
初版の戸籍謄本は大切に保管し、家宝としても良いものですね
一生消えることのない最高の思い出になるはずです
リーガルウェディングとブレッシングウェディングの違いについての情報は『【経験談】リーガルウェディングとは?ブレッシングウェディングとの違い』をご覧ください
海外挙式リーガルウェディングの挙式内容は『【経験談】リーガルウェディングの流れは?4回誓いの言葉が言える?!』をご覧ください
リーガルウェディングを行うカップルが知っておきたい日本での入籍や婚姻手続きの流れについては『【経験談】リーガルウェディングの入籍はいつ?婚姻手続きのやり方って?』をご覧ください
海外挙式で忘れてはならない日本へ残していく関係者への配慮については『海外ウェディングを行うカップルが知っておくべき周囲へ贈る15の配慮』をご覧ください
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おしまい