飛行機・電車・バス・フェリー・車・リムジン・レンタカー・自転車など利用してオーストラリアを乗りこなしている「りとまろ」()です @litmaro
今回は、
オーストラリアの飛行機、電車、バス、フェリー、車、自転車など『乗り物事情』に関係する情報を紹介いたします
この記事を読むだけで、
・オーストラリアと日本の『乗り物事情』の違い
が分かりますよ
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乗り物事情編
オーストラリアへ向かう瞬間から旅行中、帰国に至る全行程において移動手段として乗り物を活用すると思います
移動するだけで新しい発見がいっぱいの海外!
お得な乗り方から注意すべき点まで、オーストラリアの乗り物事情編をみていきましょう
カンタス航空の預け荷物は投げ荷物
屈強な男たちがどれだけ重いスーツケースを投げられるか勝負していると現地の方から聞いたことがあります
こわれものタグ(FRAGILE)と重いタグ(HEAVY)を付けてもらって預けた、お土産満タンのスーツケースが2つとも破壊されて荷物受取所から出てきました
空港の裏側では一体どんな扱いをされているのでしょうか
世の中で絶対に見てはいけないものシリーズに入れてほしいです
カンタス航空で破壊されたオーストラリア製のスーツケースを完治させた情報は「飛行機でスーツケースが2つとも破損!海外旅行保険で直るのに37日間」をご覧ください
カンタス航空でバンダバーグジンジャービアを頼もう
オレンジ色の缶が特徴のバンダバーグジンジャービアは、機内でオレンジジュースやコーヒーなどと同様に無料で頂ける炭酸入りソフトドリンクです
ノンアルコールの極甘口ジンジャーエールに、少々ピリリとショウガの刺激が加わった子どもでも飲めるジュース
ウィルキンソンの甘口ジンジャーエールと辛口ジンジャーエールを、ハーフ&ハーフで割ってさらに甘くした感じです
原材料にサトウキビも使われているため、茶色と言うよりもレモン色に近い液体色です
座席ポケットの機内誌にあるメニュー表にも記載はないですし、キャビンクルーに飲み物の種類を伺ってもほとんどの場合紹介されません
見えてはいますがミールカート(サービストローリー)の中段に隠し持っているような状態です
数量限定になりますが、知っている人が少ないためかフライト中に3~4個は余裕で貰えます
缶とコップで提供されるため、まるで子どもビールを飲んでいる気分になれます
機内で試してみて、お口に合えばスーパーで箱買いしても良いでしょう
機内に搭載されているバンダバーグジンジャービアは1種類です
スーパーのドリンクコーナーには、瓶タイプでバンダバーグ社が提供する他のバリエーションも陳列されています
・ジンジャービア+ダイエット
・ジンジャービア&レモンマートル
・サルサパリラ+ダイエット
・レモンライム&ビター+ダイエット
・トラディショナルレモネード
・アップルサイダー
・ブルゴーニュクリーミングソーダ
・グアバ
・ブラッドオレンジ
・ピンクグレープフルーツ
・パッションフルーツ
・ピーチ
・トロピカルマンゴー
・パイナップル&ココナッツ
オーストラリアのショッピングモールやスーパーでチェックしてみてください
電車遅延は当たり前!レール工事やストライキで運休頻発
10分電車が遅延しても『お急ぎのところ電車が遅れまして申し訳ございません』のアナウンスはありません
それどころか日中に予告なしで電車が運休しているケースはよくあります
レール工事はトラックワーク(track work)と呼ばれていて、その路線は運転見合わせになるのです!
特に土日!
ただでさえ不慣れなオーストラリアで予定している公共交通機関が使えないのは困った話です
人気の街では無料の公共交通機関が運行している
オーストラリアの主要都市には、無料で乗ることができる公共交通機関が提供されています
パース・フリマントル・ジューンダラップ | |
無料バス | キャット(CAT:Central Area Transit) |
キャットの名の通り、バスやバス停には巨大な猫の絵が施されているため分かりやすいです
バス停には何分後にバスが到着するか、デジタル表示されています
TransPerthアプリや公式サイトから運行状況などを確認することができます
ブリスベン | |
無料バス | フリーループ(Free Loop) |
無料フェリー | シティホッパー(City Hopper) |
ブリスベンは小さな街ですが、坂道になっている場所もありますのでバスを利用する価値は十分にあります
フェリーは、ブリスベンを流れるブリスベン川を無料で巡回してくれますので、立ち並ぶビル群をブリスベン川から爽やかに眺めることができます
TransLinkアプリや公式サイトから運行状況などを確認することができます
メルボルン | |
無料トラム | シティサークル(City Circle) |
メルボルンの名所をなめまわすように運行しているため、観光での利用には最適です
夜10時まで走っているのは嬉しいポイントです
PTVアプリや公式サイトから運行状況などを確認することができます
アデレード | |
無料バス | シティコネクターバス(City Connector bus) |
無料トラム | フリーシティトラム(Free city tram) |
動物園・美術館・チャイナタウン・セントラルマーケットなどへ無料でアクセスすることができます
metroMATEアプリや公式サイトから運行状況などを確認することができます
シドニーの電車はほとんどが2階建て
通常の乗車運賃で1階2階どちらも利用可能です
中2階の座席もあったりします
2階席の方が景色は良く、車輪からの振動も少なく感じます
2019年05月26日に開業したシドニーメトロノースウェスト線は1階建て車両です
シドニーの公共交通機関はオパールカードが超絶お得!
オパールカード(Opal Card)は、電車・バス・フェリー・ライトレール(路面電車)などの公共交通機関で利用可能な交通系ICカードのことです(デポジット無料)
オパールカードには様々な割引制度が設けられています
<オパールカード割引制度(抜粋)>
割引項目 | 割引内容 |
毎日の運賃上限 (金土日曜除く) |
A$17.8(以降無料乗車) |
金土日の運賃上限 (金土日曜限定) |
A$8.9(以降無料乗車) |
1週間の運賃上限 (月曜~日曜計算) |
A$50.0(以降無料乗車) |
1週間の乗車回数 (月曜~日曜計算) |
8回まで通常料金(以降半額料金) |
オフピーク30%割引 | 平日06:30~10:00以外の乗車 平日15:00~19:00以外の乗車 |
60分以内の再利用 (同じ公共交通機関限定) |
トータル移動距離分で運賃計算 ( 電車⇒電車 など) |
別の公共交通機関へ乗換 | A$2引き (バス⇒フェリーなど) |
オパールカードの計算は、
毎日04:00~27:59(翌日03:59)
月曜04:00~日曜27:59(月曜03:59)
で計算されます
乗車運賃は年々0.1豪ドルほど値上がりしています
最新のオパールカード割引制度については公式サイトでご確認ください
オパールカード割引制度
ref Opal benefits | transportnsw.info
日曜日にシドニーからスリーシスターズが見られるエコーポイントまで電車とバスを乗り継いで往復しても、A$8.9しか掛かりません
オパールカードは、駅構内の券売機では入手できません
駅のキオスクやセブンイレブンで取り扱いがあり、発行可能です
オパールカード取扱店マップ
ref Opal retailers | transportnsw.info
駅の券売機ではオパールカードへのトップアップ(チャージ)をすることができます
<トップアップ 支払い方法>
支払い方法 | キャッシュ Mastercard VISA eftpos(デビットカード) |
現金またはクレジットカード(Mastercard・VISA・eftpos(デビットカード))で可能です
電車の座席は硬い
ゴールドコーストのGLinkも、シドニーのSydneyTrainsも、パースのTransPerthも、どの電車に乗っても日本のようなふかふか座席に出会うことはできません
ツルツルのプラスチック椅子なんてこともあります
お尻の薄い方は、気を付けて乗車してください
お尻の下に何か敷くか、立ち乗りで異国の景色を眺めましょう
ロットネスト島へ行くフェリーはエチケット袋が配られる
パースから西の沖合い18kmほどのところにあるロットネスト島へは、事前予約制の有料フェリーでインド洋を30分ほど航海して行く方法が一般的です
このフェリーがとんでもなく揺れて跳ねて傾きます
何処かに掴まっていないと立っていることはできません
どんな波でも切り裂いてグングン進んでいく勇ましいフェリーです
フェリーの上から繁吹いた海水がザーザーと流れてきて甲板は水浸しです
こんなフェリーに揺らされれば、気分が悪くなる方も出てきます
航海中は、スタッフがA4サイズのエチケット袋を携えて巡回してくれます
欲しい方は手を挙げて合図し、無料で何枚でも受け取ることができます
往路だけでなく復路も同じく揺れて跳ねて傾きますので、必要な方は酔い止めを持参しましょう
ロットネスト島で自転車レンタルは修行
一日A$15ほどでレンタルできる自転車は、行動範囲が広がり自由度が増すアクティビティとして観光客に人気です
しかし1度レンタサイクルをしたら『1回でいいかな・・・』と思うことでしょう
レンタサイクルが修行な理由
・小さな荷台のみでバックパックは背負い
・島のほとんどが坂道で且つ急勾配
・風が強くて自転車が全然進まない
・道中は日陰がほぼなく日焼け確実
・木が少なく雨が降ったらずぶ濡れ確定
・冷房効いたツアーバスにあっさり抜かれる
・そもそも飲食店のないエリアでクオッカに会えない
地元の方々も自前のお高そうなマイバイクを走らせていますが、観光ではなくトレーニングに来ているようです
雨風急勾配と日焼けに打たれて散々なのに、癒しのクオッカにすら出会えないレンタサイクルなんて修行でしかありません
YouTudeにも関連動画をアップしております
交通系ICカードの反応は最強に不機嫌
日本の交通系ICカードのタッチ反応及び認証率の良さは素晴らしいです
オーストラリアの交通系ICカードは、タッチの反応は悪いし認証にも失敗しまくりです
後ろが詰まっていたり、急いでいるときには最悪です
パトロールや見張りの方にタッチし忘れたことがバレた場合は、罰金です
クレジットカードリーダーが出てきてスマートにその場で罰金のお支払いが可能です
乗車時にタッチ(タップオン)して降車時にもタッチ(タップオフ)します
主要駅は日本と同様に改札があります
バスは車内にリーダーがあります
改札のない小さな駅・フェリー・ライトレール(路面電車)は、ホームにリーダーがポツンと設置されています
Uberのシェア乗りUber POOLが安くて楽しい
配車アプリUber(ウーバー)は、移動手段として大活躍します
都市部ではたくさんのUberが走っていますので、利用者の現在地とドライバーがすぐにマッチングされて数分で来てくれます
行き先は事前にUberで設定しますし、配車する前に移動料金が表示されますのでぼったくりの心配もありません
夫婦やカップル・友だちなど2人以上で乗れば、バスや電車を利用するよりも安く行きたい場所へピンポイントに移動することができます
支払いもUberアプリに登録している決済方法で行われますので、クレジットカードや現金に触れずに乗って降りるだけの単純作業です
一般車から高級車、スーツケースがたくさん乗るワゴン車など、利用回数を重ねればいろんな種類の車に乗ることができるのもUberの醍醐味でしょう
Uberで配車をする際の移動料金が選択できる画面で、Uber POOLという車が際立って安く設定されています
距離にもよりますが、2名で1回200円ちょっとの料金です!
Uber POOLは、移動方向が類似している別の利用者を、途中停車して空席に乗せたり降ろしたりする効率化重視の機能です
最短時間での移動とはならないものの、見ず知らずの方が乗り込んでくる感覚は新鮮です
話が盛り上がって仲良くなることもありますし、とにかく安くて敷居が低いのが特徴です
時間の限られた旅行者にはコスパの良い移動手段と言えます
オーストラリアを乗りこなそう!
今回は、
オーストラリアの飛行機、電車、バス、フェリー、車、自転車など『乗り物事情』に関係する情報を紹介いたしました
オーストラリアの各都心部では、飛行機、電車、トラム、バス、フェリー、Uber、リムジン、レンタカー、自転車など移動手段は充実しています
カンタス航空の預け荷物にこわれものタグ(FRAGILE)と重いタグ(HEAVY)を付けてもらっても、丁寧に扱って頂けるとは限りません
機内ではバンダバーグジンジャービアを忘れず注文しましょう
電車遅延やレール工事は常に行われています
余裕を持った行動を心掛けましょう
配車サービスUberは日本でも有名ですが、Uber POOLは2名で1回200円ちょっとの料金
電車やバスを待つ時間もなく、時間的効率は素晴らしいです
移動手段をフル活用して、オーストラリア大陸を乗りこなしちゃってください
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おしまい