リーガルウェディング

【経験談】リーガルウェディングの流れは?4回誓いの言葉が言える?!

リーガルウェディング挙式内容は
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海外挙式リーガルウェディングで結婚しました「りとまろ」(@litmaro)です

●リーガルウェディングの挙式内容って具体的に何をするの?
●海外挙式でも挙式日が入籍日になるリーガルウェディングの流れが知りたい!

そんな問いにお答えします

当記事では、
オーストラリアでのリーガルウェディングの挙式内容を詳しく解説していきます
実例として、オーストラリアはブリスベン市で最も古くて有名な
セントジョンズアングリカンカテドラルチャーチ(聖ヨハネ大聖堂)で行われるリーガルウェディングの流れをお伝えします

リーガルウェディングの司式は、国や州からライセンス認定された神父・牧師が行います

海外挙式の司式は基本的に現地言語です
日本から挙式へ列席出来なかった方々のためや自分たちの思い出のために、
ビデオグラファーへ映像撮影を依頼している場合は、日本語通訳をオプションで追加しましょう

この記事を読むだけで、

・海外挙式リーガルウェディングの流れ

が分かりますよ

[プチ注意事項]
オーストラリアのブリスベンにあるセントジョンズアングリカンカテドラルチャーチ(聖ヨハネ大聖堂)は、日本人カップルのリーガルウェディングは基本的に不可で、通常はブレッシングウェディングで対応されます
教会側から「りとまろカップルのリーガル挙式をやらせて下さい」と名乗り出て下さった前代未聞の結婚式です

予めご了承くださいませ

新郎新婦の属性を確認する

公式結婚証明書署名

挙式教会に到着してまず始めに行うのは、公式結婚証明書(Official Certificate of Marriage)裏面へ署名です
裏面には以下のようなことが書かれています

公式結婚証明書裏面記載内容(抜粋)
・新郎新婦は未婚同士であるか
・新郎新婦には子供はいないか
・新郎新婦に重大な犯罪歴はないか

項目は多数ありますが、全て問題が無ければ、新郎新婦がそれぞれ署名します

りとまろの場合

セントジョンズアングリカンカテドラルチャーチ(聖ヨハネ大聖堂)から、
国家ライセンス取得の挙式教会指定である通訳者を立てることが事前に要求されていました。
この通訳者に、公式結婚証明書(Official Certificate of Marriage)裏面の日本語訳を行って頂きました

「この通訳者」という言い方しかできないのには理由があります
突然現れどこの誰かも名乗って頂けなかったからです
挙式直前なのに愛想も悪くあまり良い印象ではありませんでした
ビジネスカード(名刺)だけでも要求しておけば良かったですね

翻訳して頂いた部分は中学英語のような英文でしたが、
ぶっつけ本番なのか言葉に詰まりながらたどたどしい和訳でした
常に動揺した面持ち、目が泳いでいて正直怖かったです

この方は2時間の契約でしたので、
挙式全体の通訳として活躍する想定のはずでしたが、
公式結婚証明書の裏面へ署名を行うと、どこかへ居なくなってしまいました

どれだけ凄い方だったかは不明ですが、
翻訳のために居て下さったのは僅か2分だけ
通訳者費用はA$600支払っていましたので時給約144万円のお仕事です

ガーン!

これは最大の損失でした!

滅多にこんなトラブルはないと思います
今では挙式前にスパイスを利かせてくれた、猫の恩返しで「その時までしばしの別れ!」で有名なバロン的存在としています♪

まろん
まろん
あの通訳者はどこへ行ってしまったのだろうか
りとる
りとる
もーいーかーい?まーだかなー?

新婦のベールダウン

ウェディングドレスステンドグラス光

ここは正面扉のバージンロード始点
新婦母によって新婦のベールが下げられます
このタイミングで新婦母は、新婦へ最後の言葉を伝えることができます

新郎がバージンロードを歩く

バージンロード新郎進行

約3,000本のパイプから奏でられるパイプオルガンの音色が礼拝堂に響き渡ります
いよいよリーガルウェディングが始まります
新郎は、バージンロード終点に立つ神父・牧師のところまで進んでいきます

まろん
まろん
独身で歩んできた道の終点へ進んでいくわけだ

新郎は振り返って新婦を待つ

バージンロード新郎待ち

新郎は、バージンロード終点で振り返り、バージンロード始点に立つ新婦と新婦父が進んでくるのを待ちます

まろん
まろん
男として後戻りのできない人生の基点のように感じます

新婦と新婦父がバージンロードを歩く

バージンロード新婦進行

バージンロード終点に立つ新郎のところまで進んでいきます
新婦父が緊張で早歩きになりそうであれば、新婦は半歩後ろから手を掛けている新婦父の腕を引っ張ってこっそりと教えてあげましょう

りとる
りとる
バージンロードを旧姓で歩けるのはリーガルウェディングの特権ね

婦父から新郎へ新婦が託される

バージンロード終点

新婦父は、育ててきた娘を新郎へ託します
新郎新婦は、揃って正面に立つ神父・牧師へ向き、新婦父は自席へ移動します
ここでパイプオルガンがの演奏が止まり、心地良い残響に包まれます

まろん
まろん
まさに新婦の全責任を授かる瞬間です

神父・牧師による導きのお祈り

神父牧師最初のお祈り

新郎新婦が揃うと、神父・牧師による司式がスタートします
神父・牧師からリーガルウェディングの始まりを導くお祈りがあります

新郎新婦による誓いの言葉

神さまへ誓いの言葉

一般的な誓いの言葉「誓います」の部分です
愛の賛歌と呼ばれる聖書の一節を用いて、神父・牧師から新郎新婦へ問いかけがあります

日本語通訳のオプションを追加すれば、2言語を通して誓約の言葉を伝えられます
海外ウェディングの特徴であり、とてもおすすめです

立会人による誓いの言葉

立会い人による誓い

新郎新婦結婚の証人及び尽力者として、神父・牧師から立会人(親族等の列席者)へ問いかけがあります

りとる
りとる
新郎新婦だけでなく両家が繋がる感じがしたわ

パートナーへの誓いの言葉

パートナーへ誓いの言葉

正面の新婦牧師へ向いていた二人が向き合います
これから一生を共にする大切なパートナーへ、一般的な誓いの言葉の部分を、全て自分の言葉で愛の誓いとして伝えます

まろん
まろん
パートナーの目を見て伝えることは大切だね
りとる
りとる
日本の挙式では見たことがないから新鮮だったわ

指輪の交換と言葉

指輪の交換

事前に預けておいた指輪とリングピローは神父・牧師のそばに用意してあります
新郎は、神父・牧師を介してリングピローから新婦へ渡す指輪を受け取ります
新郎は、新婦の左薬指第一関節と第二関節の間まで通します
新郎は、神父・牧師の言葉を反復し、指輪を渡すセリフを伝えます

ここで、第二関節より奥まで通し始めます
新婦は、神父・牧師の言葉を反復し、指輪を受け取るセリフを伝えます

続いて同様の流れで新婦から新郎へ指輪を渡します

抜けないようにぴったりサイズで指輪を作っていたとしても、受け取る言葉の最中はずっと押し込み続けられます
指輪が中々入らず無言で気まずく寒い空気が漂うことはありません
むしろ、とても神聖で美しい時間が流れます

まろん
まろん
寝不足で手が浮腫んでいても
グイグイ押し込める時間があるぞ
りとる
りとる
この時間は指輪への想いがより強くなるね

神父・牧師によるお祈り

神父牧師祝祈

神父・牧師が首から掛けている帯ストラ(ストール)で指輪の交換から繋いでいる新郎新婦の手を包み、お祈りがあります
新郎新婦の頭に手を置いて、按手(あんしゅ)祈祷もなされることがあります

りとる
りとる
親指で額に触れて十字架を描く按手だったわ
まろん
まろん
リーガルはブレッシングに無いことばかりだ

新郎によるベールアップ

ベールアップ

新郎は、下がっている新婦のベールを上げます
新婦のお顔や髪の毛に引っ掛からないように意識し、ゆっくり優しくふんわり大きく上げましょう
結婚して初めて素のお顔を眺め合う瞬間です

まろん
まろん
ゆっくり優しくふんわり大きくを意識したよ

各書類へ署名

結婚の証明署名

新郎新婦及び立会人(両家父などの列席者)は、祭壇へ登壇し各書類へ署名していきます
ブレッシングウェディングの場合は、以下3つへの署名は行うことはできないため、結婚記念品でお持ち帰り頂く結婚証明書へのみ署名することになります

1.公式結婚証明書(Official Certificate of Marriage)

リーガルウェディングを執行した国や州へ婚姻登録を行う書類です
教会到着直後に署名した書類の表面に当たります

2.結婚証明書(Certificate of Marriage)

法的効力を有する結婚証明書を作成します
挙式国や州の民法に基づいて執り行われたことを証明します
挙式教会・司式者・挙式日などが刻まれています

ブレッシング挙式で作成する結婚証明書は、挙式教会が発行している記念品であり法的効力はありません

3.挙式教会のリーガル挙式者名簿

教会保管用の資料です
リーガルウェディングによって結婚した場合のみ署名できます

神父・牧師による祝祷

神父牧師祝祷

リーガルウェディングを執行し夫婦となった二人へ、祝福のお祈りがあります

まろん
まろん
このあたりで結婚した実感がグングンと湧いてきます

新郎新婦の退場

パイプオルガンの演奏が退場の合図です
新郎新婦は二人で、正面扉まで歩んで行き退場します

事前に相談しておけば、バージンロードの始点まで進んだのち、振り返って列席者へお辞儀をしてから退場することも可能です

結婚式オーディエンス
大きな教会の場合は挙式中も一般開放しているため、海外からの観光客や教会関係者の方々、通行人などからも祝福の拍手を頂くことになります

まろん
まろん
親の苦労は分からないけれど
振り返って列席者へお辞儀をして良かった
りとる
りとる
今まで本当にありがとうございましたと
心から思ってやったね

リーガルウェディングは永遠の愛を誓う結婚式

結婚証明書獲得

リーガルウェディングの場合は厳粛な空気の中、挙式自体が国や州が定める民法に基づいて執り行われます

リーガルウェディングは、数十分では終わらない本格挙式です

海外挙式で入籍日と挙式日を同日にする唯一の方法ですが、それ以上に、本質的な愛に重きをおいた結婚式でもあります

セントジョンズアングリカンカテドラルチャーチ(聖ヨハネ大聖堂)でブレッシングウェディングを行う場合は、
フラワーガールやフラワーボーイが設けられたり、祭壇に跪いてお祈りの姿勢を取ったり、新郎母及び新婦母がキャンドルへ火を灯すキャンドルサービスがあったりと、
イベントを増やして結婚式を盛り上げてくれます

結婚がイベント化している日本では挙式は短時間で済ませ、披露宴を盛大に行うおもてなし文化の派生が色濃くみえます
日本での離婚率35%という驚異的な数字は、このような要素からも察することができてしまい哀しい現実です

リーガルウェディングはまさに、永遠の愛を誓う結婚式と言えます
何が起ころうとも無償の愛が二人を支え続けていくことでしょうね

リーガルウェディングとブレッシングウェディングの違いについての情報は『【経験談】リーガルウェディングとは?ブレッシングウェディングとの違い』をご覧ください

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おしまい

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【ブリスベン市と横浜市に婚姻登録】オーストラリアにて結婚証明書に法的効力が生じる海外挙式リーガルウェディングを行った夫婦
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